広告批評(とゆーほどのものではない)
雑誌でもなんでも、読者層を考えて広告が入っている。広告を見た読者の何%が顧客になるか。そのへんは手ぇつけたことがないので、どーゆー面倒なやりとりがあって後に広告掲載、となるのか知らないが。
雑誌媒体に掲載されている広告を見ると「出版社側(編集ではない)は、自分の雑誌の読者をこんなもんだと思っているのか」と決めつける癖が、私にはある。
やっぱりM●にはラピスやらヒランヤやらパワーストーンの広告が多いし、詳しく●Uを知らない私は「あぁ、妥当でそのまんまでいいんじゃなかろか」と思う。
私が今よりも頻繁に買っていた頃の音楽雑誌には「ロックな洋服&アクセサリー」「楽器」「中古CD」「スタジオ」等の広告が多く掲載されていた気がする。
●島やらのサブカル雑誌はその中間にエロの加わったラインナップ。
女性誌は「エステ」「化粧品」「整形」「ダイエット食品」(ちなみに、ブランドの広告は、今話題にあげている広告とはちとくくりが違う。紙質等を見ればおわかりいただけるかと)
気取った女性誌が、本誌内容ではアクセサリーがどーのブランドがどーのとキレイなこと言ってるのに、巻末にはエステと整形の広告ばっかり、雑誌自体の厚み3分の1くらい占めてると、笑っちゃいますね。結局そんなもんだと思っておられるのですね、版元は。利益優先、と。
しかし、今日、愉快だったのはそんな皮肉めいたことではない。
某風俗情報誌(女性向け)の裏表紙が、ここ半年ほど、バンドのCDなりツアーなりの広告なのに気づいたこと。前は健康食品だった記憶アリ。
私が小さかった頃(笑)、ライブに行くと、キレイなお姉さまたちが肌もあらわなオサレをなさっていらして、子供としては「大人になったらこうなれるのか?!」と危機感を覚えた。しばらくたつと、本当かガセか知らぬが「あの人、ピンサロで働いてるんだって!」「ついにソープらしいよ!」という噂を聞いたりも。その噂を頭から丸呑みに信じてしまう理由は自分の「財力の無さ」。及び「モテ無さ」か。
実際、キレイな格好するためには相当な金がかかっていたと思われる。毎回違う格好だったりしたしね。そーゆーオシャレキッズ(笑)に人気のブランドの洋服の値段を多少でも御存じの方ならおわかりいただけるかと思うが。
しかもキレイなお姉さまたちは、ツアー全国追っかけたりしているのである。全ケ所キレイなお召し物で!しかも毎回違う洋服で!フツーに全国回るだけならまだしも、お洋服までとなると、さらに倍と言っていいくらいの金、使ってるんじゃねぇの?と思いたくなるのも不思議はない。
で、今回の広告話。「憧れのバンドを全国追っかけるために、身体で稼げ!」と言ってるも同然ではなかろうか。えげつねぇなぁ。でも面白いので善。
以前に比べれば、いわゆるフツーの子も風俗で働くようになったけど、それでもバンド好き、サブカル好きっ子の割合は多い。身体をひさぐことにロマンスを感じるように洗脳されかけているからか(笑)
なんちゅーか、広告自体も需要に合っているんだろうし、でも、それだけでなく、本誌内容自体に直で貢献しそうなとこが、すげぇと思った。今までそーゆー見方したことなかったから、もしかすると以前からあるパターンなのかもしれないけどね。あ、ギャンブル雑誌の街金広告も似たようなものか?でも欲求(金)と目的(ライブ/ギャンブル)の直結具合が、あきらかに今回の場合の方が、ぶっとい前向きラインだ。

今日喰ったもの
昼/チャーハン
夜/またも父が持ってきた謎の「パンプキンうどん」を鶏肉合わせて、でも味付けはカルボナーラ風に。

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