なまけん
2002年11月13日切ったびょん。取ったびょん。
いんや〜、想像よりも、シリツでした。ギョホギョホ。ライト光り放題でした。贅沢ぅ!オラ、自分が、スタジアムでライブしているのかと錯角したべな。嘘。
ダラダラ書くのもなんなんで(なんなんで、って便利な言葉)、時間を追って書きましょうね自分。
朝10時まで飯可。12時まで水分可。1時から術開始予定。
10時までは飯可と言われても、陽のでている午前中に食欲があるわけもなく。ビミョ−に二日酔い気分だし。えぇ、昨日は「明日はもう絶対飲めないから飲んでおこう」とちょっくら。そんなこんなで(ちなみに、そんなこんなで、も便利。私の雑文は「な」が多い傾向)
普通に飯抜きで病院へ。血圧計る看護婦さんを困らせる。血は濃いけど圧力は低いので、ちょいと心配させた。
着替え、手術室に普通に徒歩で入り、台に寝る。本気寝しそうになる。眠たかったんだもの。で、この台(術によっても違うんだろうけど)案外、幅が狭く、両腕乗るには乗るけどちょっと辛い感じ。
左腕に点滴と心電図機械、右腕に血圧測定器をつけらる。点滴は形式上?手術の時は刺さなきゃいかんとか、よくわからないことを言われる。栄養剤でもなんでもない、ただの水分補給といった仕事か。
看護婦2人(1人はもしかしたら看護婦ではなくインターンかも)と医師1人。この医師、すげぇ微妙なの。良い人顔なんだけど腹黒顔とも言える、二枚目とも言えるけど貧弱そうとも言える。判断力を麻痺させる顔だ。前回の予診時、自分が以前同系の手術を受けた時の喉元の傷跡を見せてくれ「18年たてばこれくらい薄くなるから」と、中途半端な年数と経過を教えてくれた。
看護婦1は私とものすごい身長差があり、手術室に行くまで、普通にしているぶんにはなんら困らない私の腕をわざわざ宇宙人の連行的に引いていたが、全然「倒れちゃっても看護婦さんが支えてくれるわ」と思えなかった。共倒れ必至。
もう一人の看護婦、インターンなのか?は医師の補助的仕事がメインだったのであまり関わらず。術前に「どんな音楽が好きですか?」と見合いのようなことを聞かれる。術中にリラックスさせるべく、ラジカセから音楽を流すそうで。もー、こーゆー時に自分の好みを言ってもまるで無駄だと知っているので(笑)「日本人の歌詞のある歌じゃあなけりゃなんでもいいです」と言う。ちょっと前に、笑っちゃいけないところでいきなり矢沢A吉がBGMで流れまくって苦しい思いをした覚えがあるから。前もって言われていてもCDを持っていくような愚かな真似は絶対にしなかったであろう。だって自分好みの持っていったら、医師等のほうが調子崩すのわかるではない。そしたらいわゆるリラックスCDをかけられた。まー善。しかしこれが後々……(伏線)
顔周辺に青い布をかけられ、切開箇所周辺だけ露出するようにされる。テレビや映画でよく見る「ぴっぴっ」とゆー音は心電図の音で、数分に一度、ポーンと鳴るのは血圧測定の音。この2つの機械を「小心者測定器」と呼びたい。いつ麻酔の注射されるかと戦々恐々。きっとグラフ等で私の小心っぷりまるわかりなんだろうなぁ、と、いやんな気持ちになる。しかも腕は完全脱力しきれないし。
麻酔の注射、歯医者の麻酔よりも痛くなかった。場所の敏感度の問題か?六ケ所くらい打っていたような気がする。
感覚がなくなったのでいざ術。皮膚を切られた感覚はまったくなし。医者も看護婦も頻繁に話しかけてくれたが、せっかくの術体験に意識を集中させたい私には半端に有り難迷惑(笑)無視されまくりでもきついけどさ。思わず相槌で頷きそうになる。
皮膚切りは感覚なくも、なんかさ〜、気分的なもんなんだろうけどさ〜、中いじってるの、わかるんだよ(笑)触られているとゆーよりも、動いてるのが。あ〜、管押さえられたとか。
止血だと思うんだが、レーザーか何かで焼きながら術が進む。その「じゅっ」とゆーのがわかりすぎていやん。一回、痛いまではいかないけれど、あら?と思ったので麻酔追加。
医師はMRIの結果を含め、もちろん、私も手で触って、皮膚のすぐ下だと思っていたのに、予想よりも奥深くにいたリンパ子。あ〜、ひっぺがされてる、管切られた、と、これまたさ〜、わかるんだよ〜。いやんいやん。
切除完了、理研?かなにかにリンパ子は行く予定。行く前に、医師がリンパ子を見せてくれた。約3ヶ月の付き合いだったリンパ子といざ御対面!……なんか、白花豆みたいだった。リンゴジュースみたいな色を予想していたので多少意外。
ここから、一仕事終えてあとは閉じるばかりで安心したのか、医師が暴走を始める。私のなにぞかを指し「お皿にお芋が乗ってる柄かと思った」そうな。おいも。「お」いも。「お」が面白くてたまらん。
折しも先刻のリラックス系CDからはタイタニックが。気にも止めていなかったら「俺これ、2回も見に行ったよ……自分の意志じゃなくて」なんですか、モテ自慢ですか?暴走は進む。「全然面白くなかったけど、女の人って好きだよね」看護婦も私も「テレビで見た程度で、どーでもいーっちゃあどーでも良い内容でしたね」医師のモテ街道頓挫。流れ続けるタイタニック。ふと、テレビで見た、誰かコメディアンがやっていたパロディを思い出してしまう。キツい。キツい。やめてくれタイタニック。
後半はこんな感じで、軽口も前半よりさらに増え、キツかった。思ったんだが、こーゆー手術をする患者の性格を把握するのは、事前検査と同様に大事なんじゃあないか。この医師たちは比較的マシだったけれども、リラックスさせようと、患者の興味ありそうなこと(若い女性ならひと昔前はそれこそタイタニックとか)を振るのはいいけれども、私のようなタイプにそっちネタは逆効果で笑っちゃうではないか。「そんなんどーでもいー」とあっさり切り捨てることもできんし、苦笑しながら適当な相槌打つのは辛い。いっそ人間の身体の構造でも話して貰っていたほうが面白い。
縫合終了、消毒終了、トータル40分くらいやってたんじゃあないかしらん。
手術台から立ち上がるのに、どこまで自由に動いて良いものか計りかねた。どうやら相当緊張していたらしく、手に汗かいていた。すっげぇ冷たくなっていた。ずっと力を入れていたようで、術とはまったく無関係なのに両腕が痛くなっていた(笑)
着替えて、大仰にも車椅子に座らされ(そーゆールールとのこと)外来に戻って後日の打ち合わせと注意。何日間かは消毒に通院せねば。
予想より深くは切ったけれども、表面的な傷は小さく済み、良かった良かった。
麻酔切れが怖いので、ちゃんと時間を守って薬を飲んでいるからか、現時点ではさして痛くない。ちょっと傷口近辺が重たくて熱くてチクチクするかな程度。このまま治癒まで持っていけると良いね。
薬のおかげか眠たい眠たい。今日は子も実家に行っているし、のんびり寝るのだ。いやそれはいつものこと。
本日の体験により、今までよりも、手術後の人に優しくなると思います自分(笑)局所のあんなちっこい術だけで疲れたのに、もっと大きい患部を局所麻酔やら、はたまた全麻やらでやったら、もんのすごい疲労だきっと。痛みよりも疲れがひどいねこりゃ。
ちなみに、レーザーで焼く「じゅっ」とゆー音。患部サイズや本人の鼻の効きによっては、人を焼く臭いがわかるそうです。鈍感で良かった。
今日喰ったもの
昼/ラーメン
夜/たこやき
術後帰り道、3時くらいだったのでついに腹が減り、病院近くのラーメン屋で喰らう。自分のそんなところがダイスキだ(笑)ラーメン美味しかった。
いんや〜、想像よりも、シリツでした。ギョホギョホ。ライト光り放題でした。贅沢ぅ!オラ、自分が、スタジアムでライブしているのかと錯角したべな。嘘。
ダラダラ書くのもなんなんで(なんなんで、って便利な言葉)、時間を追って書きましょうね自分。
朝10時まで飯可。12時まで水分可。1時から術開始予定。
10時までは飯可と言われても、陽のでている午前中に食欲があるわけもなく。ビミョ−に二日酔い気分だし。えぇ、昨日は「明日はもう絶対飲めないから飲んでおこう」とちょっくら。そんなこんなで(ちなみに、そんなこんなで、も便利。私の雑文は「な」が多い傾向)
普通に飯抜きで病院へ。血圧計る看護婦さんを困らせる。血は濃いけど圧力は低いので、ちょいと心配させた。
着替え、手術室に普通に徒歩で入り、台に寝る。本気寝しそうになる。眠たかったんだもの。で、この台(術によっても違うんだろうけど)案外、幅が狭く、両腕乗るには乗るけどちょっと辛い感じ。
左腕に点滴と心電図機械、右腕に血圧測定器をつけらる。点滴は形式上?手術の時は刺さなきゃいかんとか、よくわからないことを言われる。栄養剤でもなんでもない、ただの水分補給といった仕事か。
看護婦2人(1人はもしかしたら看護婦ではなくインターンかも)と医師1人。この医師、すげぇ微妙なの。良い人顔なんだけど腹黒顔とも言える、二枚目とも言えるけど貧弱そうとも言える。判断力を麻痺させる顔だ。前回の予診時、自分が以前同系の手術を受けた時の喉元の傷跡を見せてくれ「18年たてばこれくらい薄くなるから」と、中途半端な年数と経過を教えてくれた。
看護婦1は私とものすごい身長差があり、手術室に行くまで、普通にしているぶんにはなんら困らない私の腕をわざわざ宇宙人の連行的に引いていたが、全然「倒れちゃっても看護婦さんが支えてくれるわ」と思えなかった。共倒れ必至。
もう一人の看護婦、インターンなのか?は医師の補助的仕事がメインだったのであまり関わらず。術前に「どんな音楽が好きですか?」と見合いのようなことを聞かれる。術中にリラックスさせるべく、ラジカセから音楽を流すそうで。もー、こーゆー時に自分の好みを言ってもまるで無駄だと知っているので(笑)「日本人の歌詞のある歌じゃあなけりゃなんでもいいです」と言う。ちょっと前に、笑っちゃいけないところでいきなり矢沢A吉がBGMで流れまくって苦しい思いをした覚えがあるから。前もって言われていてもCDを持っていくような愚かな真似は絶対にしなかったであろう。だって自分好みの持っていったら、医師等のほうが調子崩すのわかるではない。そしたらいわゆるリラックスCDをかけられた。まー善。しかしこれが後々……(伏線)
顔周辺に青い布をかけられ、切開箇所周辺だけ露出するようにされる。テレビや映画でよく見る「ぴっぴっ」とゆー音は心電図の音で、数分に一度、ポーンと鳴るのは血圧測定の音。この2つの機械を「小心者測定器」と呼びたい。いつ麻酔の注射されるかと戦々恐々。きっとグラフ等で私の小心っぷりまるわかりなんだろうなぁ、と、いやんな気持ちになる。しかも腕は完全脱力しきれないし。
麻酔の注射、歯医者の麻酔よりも痛くなかった。場所の敏感度の問題か?六ケ所くらい打っていたような気がする。
感覚がなくなったのでいざ術。皮膚を切られた感覚はまったくなし。医者も看護婦も頻繁に話しかけてくれたが、せっかくの術体験に意識を集中させたい私には半端に有り難迷惑(笑)無視されまくりでもきついけどさ。思わず相槌で頷きそうになる。
皮膚切りは感覚なくも、なんかさ〜、気分的なもんなんだろうけどさ〜、中いじってるの、わかるんだよ(笑)触られているとゆーよりも、動いてるのが。あ〜、管押さえられたとか。
止血だと思うんだが、レーザーか何かで焼きながら術が進む。その「じゅっ」とゆーのがわかりすぎていやん。一回、痛いまではいかないけれど、あら?と思ったので麻酔追加。
医師はMRIの結果を含め、もちろん、私も手で触って、皮膚のすぐ下だと思っていたのに、予想よりも奥深くにいたリンパ子。あ〜、ひっぺがされてる、管切られた、と、これまたさ〜、わかるんだよ〜。いやんいやん。
切除完了、理研?かなにかにリンパ子は行く予定。行く前に、医師がリンパ子を見せてくれた。約3ヶ月の付き合いだったリンパ子といざ御対面!……なんか、白花豆みたいだった。リンゴジュースみたいな色を予想していたので多少意外。
ここから、一仕事終えてあとは閉じるばかりで安心したのか、医師が暴走を始める。私のなにぞかを指し「お皿にお芋が乗ってる柄かと思った」そうな。おいも。「お」いも。「お」が面白くてたまらん。
折しも先刻のリラックス系CDからはタイタニックが。気にも止めていなかったら「俺これ、2回も見に行ったよ……自分の意志じゃなくて」なんですか、モテ自慢ですか?暴走は進む。「全然面白くなかったけど、女の人って好きだよね」看護婦も私も「テレビで見た程度で、どーでもいーっちゃあどーでも良い内容でしたね」医師のモテ街道頓挫。流れ続けるタイタニック。ふと、テレビで見た、誰かコメディアンがやっていたパロディを思い出してしまう。キツい。キツい。やめてくれタイタニック。
後半はこんな感じで、軽口も前半よりさらに増え、キツかった。思ったんだが、こーゆー手術をする患者の性格を把握するのは、事前検査と同様に大事なんじゃあないか。この医師たちは比較的マシだったけれども、リラックスさせようと、患者の興味ありそうなこと(若い女性ならひと昔前はそれこそタイタニックとか)を振るのはいいけれども、私のようなタイプにそっちネタは逆効果で笑っちゃうではないか。「そんなんどーでもいー」とあっさり切り捨てることもできんし、苦笑しながら適当な相槌打つのは辛い。いっそ人間の身体の構造でも話して貰っていたほうが面白い。
縫合終了、消毒終了、トータル40分くらいやってたんじゃあないかしらん。
手術台から立ち上がるのに、どこまで自由に動いて良いものか計りかねた。どうやら相当緊張していたらしく、手に汗かいていた。すっげぇ冷たくなっていた。ずっと力を入れていたようで、術とはまったく無関係なのに両腕が痛くなっていた(笑)
着替えて、大仰にも車椅子に座らされ(そーゆールールとのこと)外来に戻って後日の打ち合わせと注意。何日間かは消毒に通院せねば。
予想より深くは切ったけれども、表面的な傷は小さく済み、良かった良かった。
麻酔切れが怖いので、ちゃんと時間を守って薬を飲んでいるからか、現時点ではさして痛くない。ちょっと傷口近辺が重たくて熱くてチクチクするかな程度。このまま治癒まで持っていけると良いね。
薬のおかげか眠たい眠たい。今日は子も実家に行っているし、のんびり寝るのだ。いやそれはいつものこと。
本日の体験により、今までよりも、手術後の人に優しくなると思います自分(笑)局所のあんなちっこい術だけで疲れたのに、もっと大きい患部を局所麻酔やら、はたまた全麻やらでやったら、もんのすごい疲労だきっと。痛みよりも疲れがひどいねこりゃ。
ちなみに、レーザーで焼く「じゅっ」とゆー音。患部サイズや本人の鼻の効きによっては、人を焼く臭いがわかるそうです。鈍感で良かった。
今日喰ったもの
昼/ラーメン
夜/たこやき
術後帰り道、3時くらいだったのでついに腹が減り、病院近くのラーメン屋で喰らう。自分のそんなところがダイスキだ(笑)ラーメン美味しかった。
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