雑感

2003年12月14日
先のライブを見て、九割方、そんなこともありうるかなと思っていたので、その場で脱退を聞いてガーン!とゆーショックはなかった。聞こえは悪いが、やっぱり、とゆーか。

それにしても、頭っから、鈴木さんが妙に泣いたベースを弾いていて、ED75なんぞは久々に鳥肌が立った次第。
最後の晩餐〜狂気山脈の流れは、マスヒロさんのドラムに釘付けだった次第。
鈴木さんが、リズムを正確にとろうとしていて、固すぎて、走らなすぎて、それでもずれてしまったり、胸にキリキリと緊張感が迫っていた次第。

結論を聞かされてみれば、あぁ道理で、と、納得するライブだったのだ。

冒頭に戻る。
先のライブでの行動等で、もしかして、と、思うには思ったが、まだ大丈夫とゆー気持ちが、当たり前のようにあった。ライブなり会報なりで決心が述べられるまでは、ファンの妄想の域で、実際の状態なんてわかりゃしないのだから。
だから、ある程度、覚悟はしていたことだし、今日のライブで脱退しますと聞いて、鋭角的なショックはなかった。

けれども、やっぱり、一人になったら泣けてくる。
私が今まで見てきた人間椅子のライブの、おそらく九割以上をマスヒロさんが叩いていて、その人がバンドからいなくなるのは、とても心に塩辛い。腹にこたえる辛さである。

先のライブのような行動が続くより、意志の力をもって早く道を決めたマスヒロさんを偉いとも思うが、それでもやっぱり悲しい。

おかしな視点から見れば、今年頭のアルバムで、現行人間椅子の頂点は極めたのかもしれない。人口が増えすぎるとなぜか疫病が流行するように、現行人間椅子の魅力が満ちた途端に、なにか不穏分子が蠢くような、そんな、非科学的なことも考えてみたりする。

失恋したような悲しみだ。

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