白雪姫

2004年4月2日 映画
以前ちらっと書いたかもしれんが、ディズニーは日野日出志を意識しているのではないか、とゆー私の妄想。
ディズニー初の劇場用長編アニメーションは「白雪姫」であり、その継母である魔女が日野日出志の描く、怖いおばあさんに瓜二つであったことから、私は疑惑を抱いた。
「千と千尋の神隠し」の一部が、ねじ式@つげ義春/目医者だらけ、であったように、偉大な映画制作者がアングラなものに目を向けていたのではないか、と。
世界のディズニーたるもの、ジャパンのMANGAの日野日出志の気持ち悪さ怖さくらいチェック済だったのではないか。
しかし白雪姫はなんといってもディズニー映画の初期も初期の作品だ。しかも革新的な長編映画。不朽の名作。しかししかし、日野日出志とて、経験長い作家だ。どっちなのよどっちなのよ。
私にとって、ディズニーも古くからあるが、日野日出志も古くからいる人であり、その時間差は明確でなかった。三十年以上昔は全部昔だ!といった、とても大雑把な計算。

そこで、本日、ついに疑惑に決着をつけるべく調査決行。
結果。
ディズニー「白雪姫」1950年(日本公開年)(アメリカ公開は1937年)
日野日出志、新人賞入選1967年
ディズニーのほうがまったく先でした。パクり扱いしてごめんなさい。
さすが世界のディズニー。あの気持ち悪い怖い魔女を独創していたとは。真剣に怖い。ディズニーランドの白雪姫アトラクションも魔女だらけでこれまた怖い。でも好き。

1946年生まれらしい日野日出志が、子ども時代に白雪姫を観てトラウマになっていても不思議はありませんね。魔女怖い、と。(まぁ、時代が戦後なので、そう容易に映画を見に行けたかどうかはわからず、このシチュエーションに関してはこれまたまったく私の妄想)

そしてむろん、日野日出志がこれまで白雪姫を観たことがあるかどうかも知りませんよ。誤解なきよう。

とゆーことで、私の妄想も無事に着地し、想像の粋に戻って参りました。
ディズニーに妄想を抱いた反省・謝罪の意を込め、名作白雪姫のレビューとさせていただきます。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索