デビルマン 全5巻セット?講談社漫画文庫

デビール！

とゆーことで、ちゃんとデビルマンを読んだのは初。処女。
テレビアニメでは、さんざ再放送されているのを見ていたが、マンガ本編は初。

正直なところ、永井豪氏の作品をいくつか読んだことはあったが、それなりな（サブカル感込）印象しかなかった。

デビルマン、良いです（泪）

歴史探訪なあたりはさておき（笑）、雑な感じと、それでも芯たる部分の在り方。
「自分の思想を言葉に」昇華していらっさる。

個人的に心に染み入ったのは、主人公の幼馴染み、妹のように愛していた子の顔に拳を入れてとどめを刺す場面（具体的なところは面倒なので省く）
最近なれば、せめてその子の顔は避ける表現は目にしたことがあるような気がする。
それでもその子の顔を突き抜く。

その他も、最近の、馴染みやすい絵柄ではなく、どこかいびつだが個性の嵐のような絵で、作者いわくの、先まで作りすぎず話を続ける流れが形成されている。
どうしてこんな、ベタな絵に惹かれるのかわからないけれど、そこに作用しているのは作者の感情だ、と、言ってもみたくなる。

映画やるのねー、と、軽く読んだら大ショック。