疑似盆

土曜出勤。
会社からでて、やたら腹が減っており。
朝からきっちり食べていた上に、あまり運動せず、そんなに腹が減る道理がないのに、腹ペコ。
で、なんかラーメン食べたく。
どこの店にしようかなーと、最初はIとゆーとんこつ細麺一人で喰え方式に行こうかなーと思っていたのに、なぜか足がそちらへ向かわず、しかも、いつもと違う道筋を通ってみようと思い、フラフラと歩む。
このまま歩いてしまっては、つまらんファーストフードしかないぞぅ、と、悩んでいたら、あぁそこは。そうだ、そこにあの店があるではないかと代名詞ばかり。

以前、たしか書いたこともあると思う、幼き頃に祖父母と一緒に映画を観に行った帰りに食事する中華屋。
愛するエビチャーハンの店。といっても、一年に一度行くか行かないか。
よし、今日はあんかけチャーハンではないが、同じ具のかかったラーメンを食そうと決める。
店に入り席につけば、そりゃあ、死んだじーさんのことを思い出す。それは人情。
エビそばを頼み、読書しつつ待つ。どうも前方が気になる。
前述のように、人情として、その店の記憶＝祖父（母）と映画、だから、センチメンタルになるのは至極当然。しかし、本日はやけにリアル。向かいの席にじーさんが液体とゆーか、こー、プルプルするスライム状とでもいうのか、そんな感じでいる気がしてならない。頭をよしよしと撫でてくれた気もしてならない。

あ。命日だった。

じーさんの11周年昇天記念日だったのを、すっかり忘れて土曜出勤なぞしていた訳です（いや、ここらあたりの日付だったのは覚えていたんだけれど）。

これを霊体験と思い込んでみましょうか！
だってそのほうがドラマチックですもの。
じーさんと会っていい塩梅。

そんでエヴァで勝ったぶんおそ松で負けてマンガ喫茶で今日から俺はを久々に一気読みして、帰ったら朝5時ですよ。

また10年回帰。

今日喰ったもの
朝／豚肉のマンゴー漬け。
昼／はんぺんのチーズ挟み焼き。もやしのナムル。
夜／エビそば