悪夢

迷宮！

ここ一週間ほどか？ひどく夢見が悪いので、しばらく量と内容を軽くしていた眠剤を、きちんと飲むことにする。だってすっげー怖いんだもん。

昨夜一晩、記憶している限りでも２つ。

私の派遣先の会社はな、某社の子会社の支店だ。この不況により、本社で「ここの支店、いらないんじゃないの？」となった。
ギョギョ。
いやいやいや、なかったら困るでしょううち！位置的にも都内からカバーしきるには無理あるでしょう！
とはいえども一介の流浪の派遣社員の意見が本社に届く訳もなく。
数ヶ月後に無職決定。
５年も飼い殺されていただけに、年齢的にも次の職場探すの激しく困難。
どうしようかと、他の派遣さんやら昔の知り合いらと色々話す。
一人暮らしメンバーはいっそ、数人でアパートではなく一軒家をシェアして各々安定するまで負担を軽減するか？
どーしたもんだか……先行き真っ暗。

それと、子と老舗デパートに行った。
古い建物だけあって薄暗い。ちょっとは手をかけなされ。とりあえず最上階の４階に行く。
が、徐々に気づく。
デパートなのに売場がない。テナントの入っていそうな場所はすべてコンクリで埋められている。店員らしき人も客らしき人もそこそこいるのに売場が一つもない。
なにかおかしい。
ふと、コンクリートの壁からおかっぱ頭のサラっとした毛が45度くらいの角度で出ていた。
……ここにいる人、ほとんどたぶん、幽霊だ。
慌てて子の手をひいて下りエレベータに乗る。エレベータガールがいるが、口も効かないしアテにならん。横から手を出して１階のボタンを押す。が、エレベータは屋上行きになったり、各階毎に停まったり、またはドア開けっぱなしで停まらず急降下を繰り返したりする。開いたドアからフロアが見える。
地下の駐車場か何かに行きそうになったので１階で飛び降りるようにして脱出。
だけど出口が見当たらない。薄暗い受付と思しきカウンターにおばさんがいて、この人は生きているっぽい。
「今日は定休日ですよ」「巻き込まれたのね」と言われる。
そして目の前に外界に出られる自動ドアがあるが、定休日だけあって開かない。力づくで開けるが、せっかく出たのに、また別の入り口からデパートに入ってしまう。

な。２本とも怖いでしょうよ。現実的なほうとオカルトなほうと。オカルト的なほうは、エレベーターがガクっと動くのとか、夢から醒めた後も身体に振動が残るのです。
幽霊信じません派なのに、こーゆーのん苦手なのですよ。あと私の見る夢は恐らく、相当、リアリティがある。触った感覚とか匂いとか色彩とか起きた後も残る。
リング等のパクり陣DVDよりも余程怖い。

しばらく夢に振り回されてビクビクしていたので、週末はカリニ氏のところに逃げ込んでいました。悪夢から目覚めてそこに人間がいれば、起こすとかしなくても、少しはマシ。
つい最近、やっとツタヤのカードを作ったので、週末は自主的に見たいDVDと、一本だけ怖めのを借りてカリニ氏同行で見ていた。怖いの見れば夢は大丈夫かと思って。
結局上記夢２本立てを見てしまい、目覚めても怖いから１時間くらいは身動きできず。やっとこ小さい電灯点けて、テレビつけて……ポニョ見ました。怖いの払拭するために。
カリニ氏にはまったく申し訳ない。今日もはよから仕事だから気遣って音声も小さくしていたけれど、眠り分断させてしまった。何度か起きて「またポニョ見てる！」とか言われました。文句言わないだけありがとう。睡眠分断はきつかったでしょう。さーせん。

乱歩好きだから、現世は夢、夜の夢こそまこと、と、言いたいけれど、あんな怖い夢ばかりがまことなら地獄だ。
学生時代に「夜の夢こそまこと」と選択書道で書いて良い点数を貰ったけれど。今は夜より昼のほうがマシ！

ネカはきっと、ほとんど夢を見ない。
目覚ましなくて毎朝きっちり起きているそうだもの。
鈍感なのかなんなのか。私の体調を気遣ってくれているのはわかる。だけど、貴殿にフォローして貰いたいんじゃ。責任取るつもりならそこまで一丁！
漢方断ちしてから数ヶ月、やっぱりダメなので、改めて処方して貰った薬が、胃にくるくる！
漢方を甘く見ていましたごめんなさい。とりあえず２週間で様子見次第、副作用が酷いなら変更してもらえるそう。どうなるんでしょう。

今日喰ったもの
昼／サムゲタン風雑炊。