サムラゴーチ

子の卒業式。
笑った笑った。子の入場等の場面は見たが、子の幼稚園時代からの母友Sさんとほぼずっと「筆談」して笑っていた。
だって子らの学年は再前方で、その後ろは在校生で、さらに後ろが保護者席なので、小さな表情とか見える訳も、どれが我が子の後頭部なのかも見えないんだもの。
Sさんと私は子の証書授与の時と、卒業合唱だけを見。
えぐい筆談、子に知られたら呆れられること確実。しかも卒業式のプログラムに。こんなもんどーせ取っておかないし。とりあえず私とSさんのプログラム内容の「来賓挨拶」「来賓紹介」「PTA挨拶」「祝電」には二重線で取り消しが成され、いたってシンプルな構成になった。来賓とか、本当、いりません。

で、フツーに市立の学校に通っていた訳ですけれども。Sさんに聞いて（彼女には３歳年上の息子もいるので、他母らとの交流も結構ある）驚いた。
うちはまー首都圏の政令指定都市で港町イメージの自意識過剰な老人が幅を効かせている土地です。生徒の半分くらいは日本人ですが、かなーり色々な人種が混ざったりそのものだったりします。
私自身の生まれ育ちもずっとここなので、当たり前だと思っておりましたが。
入学式やら運動会等の学校行事の際、校歌と並んで、大概、市歌を斉唱します。２曲歌うのが当たり前。小学生の時など、毎年配布される「みんなの歌」みたいな小冊子の裏表紙くらいのところに市歌、書いてあったと思う。君が代より市歌のほうが歌う率高かった。君が代なんか、卒業式くらいしか歌っていないんじゃあないかね。
そしたら他の市の人には「何故、この市の人達はこんなに市歌を知っていて歌えるんだ」と驚かれるそうで。
落ち着いて考えれば全くだ。成人してから市内で就職する可能性だって特に高い訳でもないのに、何故、こんなにこの市は、市歌をすりこむ。
Sさんがその話を聞いた人に「じゃああなたは自分が育ったところの市歌とか知らない？」と聞いたら「全然知らない。あ、でも、●●音頭なら知っている」と言われたそうな。きっと●●市内の夏祭なんかだと、炭坑節、東京音頭、ドンパン節と並んで●●音頭の流れる率が高いのだろう。
この市の人、大人になっても嬉々として市歌を歌詞見ないで歌う。変な市かもしれない。市の封筒にまで歌詞が印刷されている。

子は私立に進学するから、もう、ラスト市歌かもしれんね。君が代もラストかもしれんね。

ここらへんまでは、常識の範疇の筆談内容。
その後は「あの評判の悪かった女の子、中学生なのにヤッちゃった」とか「今も不登校の子、学校に来ていた頃、うちの子に『私、オ●ニーしすぎでおかしいと思うんだけど、やめるべきかな？』と相談してきたことがある」とか、大層下世話な。
ちなみに二つ目の質問に、Sさんの子は「どーせやめるって決めてもやっちゃうんだろうからどんどんやりなよ」と回答したそうな（笑）正解だ。Sさんとこは相当、息子にも娘にも性教育は冷静かつ克明に行っているので、子らもそこらへんは冷静。むしろ慎重に真面目に考えるだろうから、同世代の異性と恋愛に至ったら合わないかもしれん。大人過ぎて。
それで前述の女子みたいに「人より早く」的な理由でやっちゃった子（きっとバンバン売春とかしちゃうようになるんだよ、ウヒャー。もともと「嘘つき」「都合の悪いことやイヤなことはうまいこと人に押し付ける」といったところで評判が悪かったので。……ちなみにKの方です。そういう子がいると、国籍偏見が深まってよろしくない）みたいに、実際の男子とゴロゴロやっちゃうよりも、確かに、自分の身でなんとかしていれば迷惑も傷もつかんし……。

他にもサムラゴーチとセンセのどちらが×良い→○マシかの話やら、ダメなヤツとは思うがあそこまで利己的なサムラゴーチはある意味人間臭いのではないかただし悪いほうでのみとか）
※ここに関して、発展してすげらしいオチがついた話題は秘密日記に。既存でお気に入りに入れてくれている方、頻繁に足跡を踏み合っている方は、コメント入れて下さったらこちらからもお気に入りに入れさせて頂きます。そしていかなる実態だか御覧下さい（笑）

まーとにかく、この一年の学級は楽しかったみたいなので、ちゃんと合唱で泣けて、良かったね我が子よ。退場時に私に見られるのを恥ずかしがっていたが、それでも我慢しきれず泣いちゃえる素直さはよろしいですよ。

昨日は例の飲み会で、私が本当に、現状のひどい行状でも「会社では大人しくしているんだ」と、同僚らに理解して貰えました。子と、小さい子と遊んで、その遊び方と、ソレに対する我が子の慣れきった対応を見て頂けたからです。
メンバーが集まった時点で私が子に「まんちゃん、会社では大人しくしているから」と言ったら、子も、同僚らも「えー」と言っていたが、後半に至って同僚らは「本当だ」に意見が変わりました。
目的通り、私は子供らと遊んでいて、契約男子や他女子らはフツーの話をできていたようなので幹事として成功である。
でも大人だからね、小さい子が喜びそうな、我が子が昔使っていたキラキラしたもんとか、お絵描きセットとか持っていっておいたのよ。
手相を見れるんだよーとか言って、手の平を出されたらパクっと食べたりした程度です（対大人）。あとは小さい子が私の乳を揉み出して何故か「卵焼き？」と言ったので「そうだよ！よくわかったね！これ卵焼きなんだよ！焼くのすっごい大変なんだから！」と真顔で答えたり。
私のりくつでは、子供の「卵焼き？」発言がまずおかしいのであって、認める私のほうの態度はさして問題ないのである。

それではそれでは。
今日喰ったもの
朝／お茶漬け
昼／おにぎり。スーラータン春雨
夜／湯豆腐
卒業式が思ったより長引き、学校の体育館は冷たく。
式が始まる直前まで、あの、花火事故の発生したようなタンクのさらに大型なヤツに燃料を入れるストーブの近距離に座り、熱過ぎて「爆発したらどうしよう」と思ったが、音が大きいので式典が始まる時に止められた。ら、あっとゆーまに冷え始め。室内履きを持参して大人らしく履き替えていたが、普通の靴よりも薄いから寒さが染みる染みる。
近場の店でお昼を食べてから出社しようと考えていたが、どこかお店で温まってしまっては出社する気力が萎えるに違いないと確信。コンビニでおにぎりを買って、ぬくぬくとした会社でいつも通りの昼ご飯と相成りました。