私の場合、バリエーション豊かな友人らだと思う。
日本人が、フツーに暮らしていて、平均して何歳までに何人くらいと知り合うのか知らんが、質量ともに、自分は友人知人には恵まれているほうだと思う。
大概の話題において、知人内に大概いささかの猛者がいるので、話題を振られてそこまで困ることがない。

今日、帰り道に子と外食し、帰る前に「ねーねー、アニメイト行こうよ」と言われたことに感慨。

自分、生涯で5回くらいしかアニメイトに行ったことがない。小学生の時に数回、中高で数回、くらいである。小学生の頃はまだその店名はあまり世に知られておらず、中学に入って少しした頃に、いわゆる「オタク専門店」みたいな括りになりました。
ちょうどその数年が、ラムちゃんやら、ナウシカやら、宅8郎やら、連続幼女殺害事件やら、で、そのテへの接し方を世の中が模索していた時代だと思う。どちらかといえば嘲笑の対象とすることで、一般的な感情が安定した趣。
面白いが、そこまで好きじゃないフリをするのが大方に。
ところがどっこい自分様、黎明期に数回アニメイトに行った経験があるのに、リアルタイムでうる★のアニメを見たことが一度もないのです。リアルタイムでなくとも、今も、映画バージョンのすんげー面白かったアレ、なんだっけ、あれしか見たことない。漫画は小学生時代に父の友人の娘さんが読み終えた物をくれたから全巻読んだ。
なぜテレビで見ていないかと言えば、水曜の7時半は、連想ゲームの時間だったからです。二階の祖父母の部屋へ行けばもう一台テレビがあったので見ることは出来たが、一人で二階に行くのが怖く、また、兄は一人で見に行っていたが、一緒に見たら、絶対いじめられると知っていて、いじめられるなら連想ゲームだって充分に面白いから行かないと決めていた。
好きよ好きよ好きよ、うっふん、の、曲も、だから、この十年くらい、ニコニコかなんかで見かけたのきっかけで覚えたくらいで、声とかに思い入れはない。

話は通常進行で脱線しておりますが、小学生の自分が何故アニメイトに行ったかは、当時の親友(幼稚園から高校まで一緒。今も数年置きに連絡)が、その手の物を好きで、絵も上手で、困らない程度の社交性のある子だったからです。独立国家だが他人を嫌いな訳ではない。格別いじめられたりもしない子。大概の人は経験する程度のいじめられ、一時的な気配はあったかもしれんが、近所の子が守って数日で終わるくらい。
その子のおかげでトルーパーを知り、番組も見ていないのに声優レコードをテープダビングで貰い、ますむらひろしに目覚め、やおいや二次創作物等の存在を知った、と。
基本、紙媒体基本で伝播されている自分。
今ならまた気配も違うと思う。腐女子とか、自称する便利な言葉があるし。ビデオやらも一般流通しているし。レンタルビデオ屋があるかないかだ。
当時を思い返せば、あの子は開拓者ではないかいな。
開拓者と同じクラスになり「席が近くて猫が好き」とゆー理由だけで仲良くなり、深淵を覗きかけ面白みを味わったものの、落書き程度でも、その子は格段に絵がうまかった。二人でキャラクターを作り、二人きり仲良しマークみたいなもんにしても、レベルが違いました。認めたくなかったんでしょうね小学生だから。
だから多分、自分は、中学生になったタイミングで前述の「オタク嘲笑」に半身を置いて、それ以上いかなかったのだと思う。半分だか1/10かわからんけれど、嫌いじゃないが嗜好すら知らないフリ。
面白味は知っているけれど自分に技術やらはない、と、当時の親友に思う感情を踏み台にする根っこはなかった。創る人以外の見る人の立場はまだ確立していなかったし、私、その子がいなければ、そこらへんを見るきっかけも情熱もなかったんですもの。

私がその子に勝てたのはせいぜい、文字、水木しげるによる妖怪、他地方伝承、オカルト話こちらはMU系、五大宗教ネタくらい。

今どこへ来た。話、話!

何の事件性もなく思春期前半を過ごし、中学部から高等学部へ上がる頃。自分が各種方面に自分自身の興味を軸に動き始めた。
「いかにして中間、期末試験の数を少なくするか」を命題に、美術を選択して、小学生時代からブランク置いてその子と接するようになり、なんかいー調子の関係に戻れた。その頃、その子の描く美大向けの絵とかも見て、実際、画力のある子だったから、アニメ系をさっくり落書きするのは好きなんだろうなーと思った。
当然、世間はまだオタクとゆーキーワードでイメージを持っていた時代。でも、その子自体を嫌う理由もないし。実力あるし。会話できるし。自分は自分で校外で友人経由で知り合った、大人年齢の社会性あるオタクとも友人になっていたし。大人の社会性あるオタクは、ぷよぷよ同人とか描いていましたよ。ロリコンではない。その人が出展するとゆーから、同じく同人等に格別興味がある訳でもない別ジャンルの友人と幕張に数回行きました。ぷよぷよってパズルゲームじゃん。何を漫画に?と、それすらもわからないまま。

やっと脱線から戻る気配。

自分が音楽系に興味を持った時代、は、一例ロリータファッション。
金がないから、なんだ、DCブランド?あそこらには手が届かなかったんすよ。中学生バイトデキマセン!高校生でバイトしても数多く買えません!ライブの度に同じ派手服を着用するのナシ!(悪目立ち。ヤンキー風潮。→はまった子はエロ業界)
が、な。
更に自身に問えば、ロリータファッション着用願望もなかった。明らかに似合わない。
今は当時よりまだ安価。ジャンルも増えている。PんくHうすやJMで10万円が今やそれっぽし陳列で何割!
布の質とか見ても、絶対に安い。あの頃、原宿でペラッペラなのを見て検討していたのが、今やドンキで「こんな布、風俗確定」と思うくらい。オートクチュール的金銭感覚の人は別です。

町で一例ロリータを見かけると、実の子とは別の意味で、街の落とし子、と、ほんわかりします。自分らがあくせくした分、あの時代の自分年齢の子らが、まだ、自己満足できる年齢を自己満足できているのだと。(私は実際、金がかかるからロリータは無理だと憧れ以前に脱落し、Nイスクラップ的やグランジ系に流れた。だから今も裾が長い)

そして、あの子も、アニメイトだの言っても拒絶されない今を実感し、また落とし子を創ったのだね、と、思っているようであります。

今、表面的に自分の欲しい物事を求めて、ままならずとも、確固たる趣味が先々に種蒔く時は無駄ではないと、思うのはこーゆー次第。

制服姿の子をBLゾーンに叩き込んだり叩き込まれたり、15禁と18禁の違いを語り合ったり、とても楽しい。
子に宣告しているのは、来春からの生活で薬物とか言ってくる輩は、同い年であれ年長であれ、友人として自身を好きな子ではなく、格別な自己演出をしたい人間だから、シカトしろと。まー、子は、友達とゆー存在を流れではなくそれなりに見極めて好きな様子だから流されなければなんとかなるでしょう。

もう酔っ払い過ぎました。
おやすみなさい。

今日喰ったもの
朝・ロッテリアのエビバーガー
夜・なんかカフェ飯とやらか派生した店のエビホタテご飯セットみたいなやつ

カフェ飯みたいなのが流行しだしてからしばらく。
カフェ部分を抽出したみたいなー、みたいなー、お洒落ご飯メイン店が増えましたねー。
カフェ以上にご飯メインー、みたいなー。
子が分量にも、なりに味にも満足していたから対面コメントは差し控えましたが、クオリティ低いでございます。お米も水分で誤魔化していた。やわこい好きの私にしてもやわこすぎる。
子が食べたいと言うのでセットでデザート、子の方にはつけましたが、それ、私が昔やっていた「ホットケーキミックスに豆腐一丁入れて混ぜて揚げる」をちょっとお洒落にしたのを、ヘルシーアイスクリーム風添付、にしただけじゃん。
ホットケーキミックスに絹ごし豆腐一丁を混ぜて、スプーンですくって油に入れて、揚げて、好みでグラニュー糖かけるので充分。欲しければ市販のアイスクリームをくっつけるだけ。100円未満です。

子と会話の時間は楽しいから店のアラをその時に言葉にすることはないが、なんなんすか。今時はお洒落チェーンならこの程度の味と店内雰囲気でこの価格ですかと。

そして酔っ払い。
来月から職場で制服着用はまー許すが、本日全女子分届いたら、ズボンの裾は各々未処理、自分でやれと。面倒臭いから子に連絡したら引き受けてくれた実態。
制服着せるんなら、オートクチュールにしろ。

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