ついに歯医者トラウマを退治してやりましたよ!

そもそも小学生の時に、麻酔が効いていないのに「これだけ打ったのに効いていない訳がない」と、削られ、悶絶の痛みの末、帰り道に顔すべての神経が麻痺するほど効果が現れた事件(長い)が発端で、世の多くの人と同様に歯医者怖いになっていました。
10年くらい前に、知人の紹介でかかった歯医者が相性良く、かかりつけ医でした。
共通の知人や飲み屋も双方知っていたが、普通にかかって数年後。その日最終患者だったタイミングで一緒に飲みに行った。そんで数回飲みに行くようになった。
数回とあえて書くほどである。多分、5回行ったかどうか。
そしたら自分のいない場所で「愛人」として話をされていた。
いやまー腹、立つよね。
知らない間に知っているところ知らないところ問わず、一人で呑みに行っても「あいつの女」と、誰かに教えられなかったら気付かず過ごしてしまった訳だし。
そりゃまぁ自分様も調子こいて、歯医者という名のグッドルッキングガイが増えたと言っておりましたが、あくまでも生息域の被らないエリアでの話である。
何を抱えこんだつもりになっておられるかと。
うん。返し技、使いますよね。
同じエリアに7人も飲み友達がいれば充分とゆーもの。
7人に「あいつこんなこと言っているらしいがふざけんな。事実はこうである」と怒りの心を持って伝えれば、7人各々にも7人の飲み友達がおり、すでに49人の噂を聞いた人がいる訳で、49×49の先はもう天文学的な数値となる。
自分様の珍名も相まって、また、そこらの飲食店の人たちにはそれなりに地味に「いつも金払いの良い男客いろんなのと来る女」として認識されていた自覚もあり、今で言うインフルエンサーの仕事をしていた。
金払いの良い男客いろんなのは、水商売ではない女に自分語りを面白く聞いてもらえるのが嬉しい人たち、であり、これが自分様のグッドルッキングガイである。
自分が異業種交流好きで、実際、各方面の成功者の人たちの話を聞くのは面白く、すぐ役立つ話も、数年経って誰かに意見を求められた時にふと思い出して一言足すこともできたり、ありがたい。
話は逸れるが、そんなんだからパパ活とやらをする若人が可哀想でならない。女に生まれついて普通に呑み人やっていて、普通に社会に属していれば、活動しなくてもグッドなんちゃらは集まってご飯と足代に困らなかった時代に生まれた自分様ラッキー。

そしてさらに数年。
歯医者怖いの自分様に戻る。
一度、奥歯の被せ物が取れたので、新規の歯医者にかかった。とりあえずくっつけて貰ったが、その後に関しての治療方針も言わず「じゃっ、次回、抜きますね」と言われて自分様また歯医者不信に。抜いた後どうなるのか、どうするのか言わずに抜くことだけ言われましても。かかりつけにしたくないのでドロン。
そこからまた数年。
先日、歯磨きをしていたら被せ物が取れた。逃げられない位置の歯である。
新しい歯医者をまた探すのかと、探さねばならないのかと苦悩しました。
冷静に考えたところ、後ろ暗いところはなく、むしろ今だに弱みを握っているのは自分様のほうではないか?と思い、治療予約を入れた。

いやー、年月かけて放流しといた魚は脂が乗って美味しいね!
予約リストを見たと思しき時間に速攻ショートメールきた(笑)←カルテに電話番号記載されているから、それを見た模様。
ものすごい平謝りメールだった(笑)
うん、返事、しないよネ★
内容を書き記したいくらい、文字で土下座された。
その時点で笑ってしまったので、当時の怒りなどはどこへやらである。仕返しの結果もざっくり予想していたし、そんなことを今もって忘れず怒り続けていた訳でもない。ほぼ忘れていたと言って過言ではないどころか事実。
でも、平謝りっぷりが面白かったので一日、文字土下座させっぱなしにして愉快な気持ちを満喫した。

そしていざ!受診。
席に着いて、衛生師が一瞬、席を外した瞬間に涙目で口頭謝罪と「来てくれてありがとうございます」(笑)
大草原とゆーやつである。
しかしそこで完全に何もない顔をしてはまた何を吹聴されるかわからんとゆー程度に不信感はあったので、いいからいいからと鷹揚な態度で診察、さ、せ、た(笑)
もう、こうなったら、特に男性は僕だわな。
またスキを見て「この後、食事ご一緒してもらえますか?」と言われたので許可を与えた。
聞いたら、なんとも悲惨なその後。
自分様の仕返しは予想以上に効果アリだったようで、行く店行く店で腫れ物扱いされたそうな。だって自分様、福の神だったから。飲み友達が単独で「乙女さんに美味しい酒と食事を!」って張り切って案内するの、同エリアだから似たようなもので、お店の人も初めましての体であるが目と目で通じ合い「うわぁ、美味しい★」ってお大尽の機嫌を損ねない反応をして。「毎度!」とは言わない、店と自分の無言の応酬。そして店で一番高い酒を頼む。
よって、そもそも店は自分様の味方。共通の友人らからも面白おかしく話は尾ひれつきで広まり、そのエリアで歯医者の評判はさんざん、呑みに行って新しく知り合いそうになった人に職業と名乗りをあげると「あっ」て噂が先行していたとか(笑)
グッドルッキングガイら、どんな良い仕事してくれてたんですか!
恥を覚悟で言ったら、自分はお姫様であり、エスコートできるのが光栄とされ、入手しようと考えるのは不遜、といった立場だった模様。だから、俺の物扱いした人間は反感買う買う。

更には、地域密着型の強み。
自分様の各種かかりつけ医、およびそこの事務員さんから看護師さんから、ほとんどが各自、飲兵衛。同席したことはないが歯医者同様「あそこらへんで飲んでるんですよねー」とか、同じ店を知っている話で盛り上がることがある。
3医院看護師含め十数人全員、10年以上のベテランかかりつけ患者である。
自分のいないところで面白話として聞かされ「それ、うちの患者だよ!」となったのが全員だった(笑)
地域の同業種交流会で、自分のかかりつけ数人が双方「乙女さんのかかりつけか」とタッグを組んだ上で、歯医者を絞った模様。

笑うしかないでしょうこんなん。
良い患者さんでいたら、どこからか回ってそーゆーことになるのねぇ。
後は珍名ラッキーパンチですな。その話が笑い話で回ったころ、本名ではなくAさんが〜的なニックネームだと勘違いされ、匿名性のある話題と思われ、キャッチーに広まった模様。
基本的にお医者さんを信用して任せる姿勢なので、良い患者さんです。面倒くさいしそこまで必要ないからセカンドオピニオンにも走らないし。

改めまして飲み友達になっていただけますかと、実際に土下座されそうな勢いで昼呑みをし、拒絶する理由もないので許可するも、謝罪と感謝の言葉しか出てきませんでした。
自分の悪運の強さを感じたのは、自分が紹介された、紹介した友達ら(今は疎遠)がなんの流れかその頃から通わなくなり、最近復活したと聞いた時です。アタシの黒い手、そんな長くないし面倒くさいことしません。

実際の被害といえば「かかりつけ歯医者に行きづらくなり、数年、歯医者にかからない野放図な人」がここに一人発生しただけで、なんとも瑣末な出来事。
普通に、まともに生きていると面白いことにも出会えるものですね。

これにて新しい歯医者を探す混乱期を脱せ、また、根拠のないメラメラとした生命力をいただけ、懇切丁寧な治療を受けられ、ゲラゲラである。
またなんか色気出そうとされても、前回の恐怖(今は全然呑みに出ていないので影響力ゼロだが、言わずに思い込ませておく)が過ぎり、どうにもできんでしょうねぇ。

非道な言葉ですが、話されること話されること、笑いを禁じ得ませんでした。実際対面して笑ったし、説明もしましたけれども。
「あのあたりで飲んでるって聞いてたから、どこかで会えないかと(謝罪の為)思っていた」
どこかの歌か?

いやー、最近、腹筋が痛くなるほど笑うこと、あったけれども、コロナの影響もあり、文字等でない複数人を巻き込んだ現実味のある話でこんなに笑ったのは久々かもしれなくて上機嫌です。これにて相殺である。

あと、やはり、自分だけで調べたり知ったりすることには限界があり、どんどん人の手を借りて知識を増やしていこうと思いました。ジャンルの違うほんの数人からダイジェストで聞く話が、自分の興味外だからこそ、様々な場面で力となってくれる。興味のないジャンルの話を面白く聞かせてくれるだけでありがたい。アニメジャンル等は、本当、話し上手なマニアのおかげでそこそこ知れている。
また、7人(例)の飲み友達と同様、自分も何かおかしなことをしたら吹聴されると再認識。おかしなこと志摩線。

尻尾を後肢の間に巻き込んだ犬は弱々しい。
やらずぼったくりの異名を持つ自分様の将来に少しは影響力があるのかしら。ヨワヨワな態度を見てしまったら、無理だとしか思えない(笑)
まーたかだか歯医者とゆー肩書きだけで自分様とゆーピチガイを自由にできると思ったら大間違いだ、とゆー例。財産は頭の中に蓄えましょう。

今日喰ったもの
昼・肉っぽいランチ

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